生理周期の数え方って？生理周期を把握しておくメリットも併せて紹介！

生理周期の数え方

生理周期は、生理初日が1日目で、次の生理がはじまる前日までを数えます。

例えば、先月の生理が始まった日が15日で（30日の月とします）、今月の生理が始まったのが14日とします。この場合の生理周期の数え方は、15日から30日までの16日間に、今月始まった14日の前日まで（つまり1日から13日まで）の13日間を足して求めることになります。この場合ですと、生理周期は16日＋13日＝29日ですね。

 

そもそも生理周期って？

生理周期は、「卵胞期（増殖期）⇒排卵期⇒黄体期（分泌期）⇒月経期（生理）」の4つに分かれてます。カンタンにいえば、生理周期というのは生理が始まった日から次の生理が始まる前日までのこと。

• 卵胞期（増殖期）：卵胞ホルモンの分泌量がだんだんと増え、妊娠に備えて子宮内膜が増殖する期間。肌や髪、気分が絶好調。
• 排卵期：卵胞ホルモンの分泌がピークになって卵胞が破れ、中から出てきた小さな卵子が卵巣から排出される排卵日の前後数日の期間。おりものの量が増える、生理痛のような痛み・出血
• 黄体期（分泌期）：排卵してから次の生理が始まるまでの時期。受精卵が着床しやすい状態。イライラ、憂鬱感、過食、眠気、肩こり、頭痛
• 月経期（生理）：受精卵を着床しやすくするために厚くなっていた子宮内膜がはがれ、血液と一緒に体外へと排出される期間。通常は3～7日間。

この4つを一区切りにして、正常とされる生理周期は大体25日～38日程度の範囲とされています。

 

生理周期を把握しておくメリット

自分の生理周期を把握しておくメリットは、

• 妊活でいつ頃が妊娠しやすいか予測することができる
• 旅行などの予定に役立つ
• 生理周期のどんな時期に体調が悪くなりやすいか、気分や体調がすぐれない理由がわかって体調管理に役立つ
• 生理周期のバラバラ程度が大きいと、子宮内膜ポリープや筋腫、腺筋症、子宮頸癌や体癌などの妊娠しにくい病気を疑うことができる

といったことが挙げられますね。

 

生理周期を変えたいなら・・・

次の生理予定日は「イベント（旅行、試験、結婚式、スポーツetc）」があるから生理周期をずらしたい！って時もあります。

生理周期をほぼ確実にずらす手っ取り早い方法は、ズバリ！「ピル」の服用です。

「ピルって避妊用じゃないの？」というイメージがまだありますが、ピルは生理周期をずらしたりするほか、生理痛を和らげたり、ニキビなどの肌ケアにも役立つんですよ！

生理周期を早める方法

次の生理周期を早めるには、ずらしたい生理が始まる少なくとも10日前からピルを内服します。すると、ホルモンが妊娠した時と同じ状態になります。そして、ピルを服用を続けている間は内膜が維持されます。

2週間ほどピルを飲んだ後で服用をやめると、その時点からホルモン量が減少して、2～3日程度でいつもより少ない量の生理が来ることになります。結果、通常より1週間ほど生理が早まることになります。

例えば、8月15日頃が次の生理予定日だけど、「イベント」があるから生理を前にずらしたい場合、7月27日からピルを8月5日まで服用して、ここで服用を止めると8月7日頃から生理が来ます。

生理周期を遅らせる方法

次の生理周期を遅らせるには、生理が始まる5日ほど前くらいのホルモン量が減り始める時から、ピルを服用してホルモンを補充します。

ピルを飲み続けている間はホルモン量が保たれるので、内膜が剥がれることはなく生理も起こりません。そしてピルの服用を止めると、2～3日で通常通り生理が来るようになります。ずらせる日数は長くても10日くらいです。

例えば、8月15日頃が次の生理予定日だけど、「イベント」があるから生理を後ろにずらしたい場合、8月10日頃からピルを飲み始めるようにします。

飲み続けている場合は生理が来ませんが、8月18日にピルの服用を止めると、8月20日頃に整理が遅れて来ます。

後ろに遅らせられる限度は8月22日〜25日くらいで、これを過ぎると飲んでいても生理が来るので飲むのをやめましょう。

ピルで生理をずらす場合の注意点

ピルを飲んでいる間は妊娠しているのと同じ状態なので、吐き気やだるさを感じる可能性があります。

生理周期を遅らせるために「イベント」中もピルを服用する必要がある場合はこのような不調が生じる可能性があることに注意しましょうね。

だったら、生理周期を早める方がいいの？

そう思うかもしれませんが、生理周期を早める場合だと、ピルをずらしたい生理の1ヶ月くらい前からピルを飲む必要があります。

結構長い間制限されるわけですが、「イベント」が延期とか中止になると、それまでの期間が無駄になる可能性があります。

その意味から生理周期を前にずらす場合は、あらかじめ「イベント」が確定している場合に有効です。

ピルの入手はオンラインが便利

ピルは薬ですし、ホルモン量を有効にコントロールするためにも、服用するにあたってはお医者さんの診療を受ける必要があります。

ただし、

• ピル処方してもらうための婦人科がある病院やクリニックが身近にない！
• 仕事が忙しくて病院が開いている時間に受診できない！
• 婦人科で受診するのは恥ずかしい！

といった方もいらっしゃるかと思います。

そのような方はオンライン（インターネット）でお医者さんの診療を受けて、ピルを処方してもらえます。そのようなオンラインでのピル処方サービスはいくつかありますが、私のオススメはコチラ。
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