ルナルナおくすり便は保険適用できる？

低用量ピルに特化したオンライン診療サービス「ルナルナおくすり便」は、「生理周期に連動した不調対策や避妊を考える」ことを目的として、20年以上も女性のヘルスケアを支えている「ルナルナ」がサービスを提供しています。

このルナルナおくすり便ですが、保険適用されません。診察はすべて自由診療に分類されます。そのため、医療機関で受診することと比較すると、料金面で割高になる場合があります。

また、自由診療のため医療費控除の対象にもなりません。そのため、領収書を置いておいたとしたも確定申告で還付の対象とはなりませんので注意してくださいね。

低用量ピル処方が保険適用になるケース

そもそも、健康保険からの給付の対象として認められる「保険適用」の範囲は、厚生労働省保険局医療課が限定しています。そして、保険適用される診療と言うのは、

が例として挙げられます。

そのため、低用量ピル処方が保険適用になるケースとしては、月経困難症や子宮内膜症と診断された場合となります。それ以外の例えば、避妊や月経移動を目的とするなど、病気を治療することが目的でないピル処方は、すべて自費診療となり、保険適用されません。

つまり、ルナルナおくすり便は、「生理周期に連動した不調対策や避妊を考える」ことを目的として、オンラインでの診療から低用量ピルの処方までをスマホのアプリでサポートするサービスです。

なので、「治療」を目的としてピルを処方してもらいたい場合は、ルナルナおくすり便ではなく、お近くの医療機関を受診しましょう。

ピル処方について、保険適用されない場合の注意点としては次のとおりです。

自由診療を受けると、それまで健康保険の適用があった内容についても「すべて保険適用外」になってしまうことは特に注意です。

ルナルナおくすり便を利用するには、まずApp StoreまたはGoogle Playからアプリをダウンロードして登録します。そして、アプリを使用して問診や診療を行い、処方後に自宅のポストに薬が配送されます。

ルナルナおくすり便で取り扱っているピルの種類は、おまとめプランで2種類、定期プランでは5種類です。

おまとめプランでは一度に3ヶ月分の薬を注文できます。定期プランでは毎月自動的に薬が届くようになっています。

低用量ピル1シート当たり料金(税込)	ピル経験者対象のおまとめプラン6シート：1,898円（種類はファボワール錠28、ラベルフィーユ錠28）ピル初心者対象の定期プラン13シート：2,937円（種類はマーベロン28、ファボワール錠28、トリキュラー錠28、ラベルフィーユ錠28、アンジュ28錠）
送料(税込)	0円（料金に込）
低用量ピル診療料(税込)	1,500円
配送頻度	おまとめプラン6シート：6シートずつまとめて全2回定期プラン13シート：28日ごとに1シート全13回
料金	おまとめプラン6シート：1回目はお薬代1,898円/シート×6シート＋診療料1,500円＝12,888円、2回目はお薬代1,898円/シート×6シート＝11,388円定期プラン13シート：1回目はお薬代2,937円/シート×1シート＋診療料1,500円＝4,437円、2回目はお薬代2,937円/シート×1シート＝2,937円